帝人、耐暑訓練向け体調管理システム 熱中症対策に
帝人は高温下での運動時に体調や運動量を確認できるシステムを開発した。消防隊員が実際の消火作業で熱中症を発症しないために行う訓練向け。
体力の状況を確認できるほか訓練に必要な運動量に達しているかも管理できる。2020年度から消防署に販売する。工場などにも拡販し、25年度に20億円の売り上げを見込む。
消防隊員は熱が発散しにくい防護服を着て消火作業にあたるため、熱中症を発症するリスクが高い。
そのため高温下での運動を通じて体を暑さに慣らし、代謝や発汗を促して熱中症になりにくくする訓練を行う。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO49153650Z20C19A8X93000