防犯カメラに「看板人形持ち去る女」窃盗容疑で逮捕 
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22日午後、広島市中区の喫茶店に置いてあった看板人形を盗んだとして、警察は、近くに住む60歳の女を逮捕しました。その犯行の一部始終を防犯カメラがとらえていました。

喫茶店の中の様子を用心深く覗く女…。
画面から消えたかと思ったら次の瞬間!ひぎずられていく人形の姿が・・・。
【猿田記者】
「まさに白昼堂々の犯行でした。こちらに置いてあった看板人形が店長が留守にしていた少しの間に忽然と姿を消したということです」
22日夕方、広島市中区舟入幸町の喫茶店の店頭に置いてあった看板人形が何者かの手によって盗まれました。
【店長は】
「ソフトクリームメーカーから借りているレンタル品なのでうちのものでもないしどうしようと青ざめた」
店長が防犯カメラを確認したところ人形をひきずっていく女の姿が・・・。
【猿田記者と店長やりとり】
「この女がですか?」「はい」
「かついでひきずりながら逃げる」
「よろけながらひきずりながら持っていってますね」
「人目をはばかることなく堂々とした犯行です」
店長が近所の他の防犯カメラにも映っていないかと探していたところ、きょう昼過ぎ、偶然にも「その女」を発見。
【店長は】
「昨日の盗難のシーンの映像を犯人に見せてあなた盗ったでしょと言ったらはいと素直に認めて、どうして盗ったのあんなものをと聞いたら欲しかったと言っていた」
窃盗の疑いで逮捕されたのは、広島市中区舟入本町の無職・和田明子容疑者(60)です。
警察によりますと和田容疑者は、22日午後4時45分頃、広島市中区舟入幸町の店舗から時価14万6100円相当の人形1個を盗んだ疑いがもたれています。
調べに対し和田容疑者は「間違いない」と容疑を認めているということで警察は動機や余罪などについても調べています。