(ブルームバーグ): 米アマゾン・ドット・コムが売上高でインド2位の小売企業フューチャー・リテールに将来的に出資する権利を確保した。
急成長を遂げているインド小売市場で、アマゾンは存在感を高めたい考えだ。
フューチャー・リテールは22日、アマゾン・ドット・コムNVインベストメント・ホールディングスがフューチャー・クーポンズの49%を取得することで合意したと届け出た。
この合意には、アマゾンにフューチャー・クーポンズが持つフューチャー・リテール株の一部もしくは全てを買い入れる選択肢を付与する契約も盛り込まれている。
ただ、こうした権利は3−10年間、行使できない。合意条件は開示されなかった。
アマゾンに電子メールでコメントを求めたが、すぐに返答はなかった。フューチャー・リテールとの提携は、中国市場で地盤を失いつつあるアマゾンのインド市場での野心を裏付けている。
ムンバイに本社を置くフューチャー・リテールはインド400都市で2000を超える店舗を運営している。
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