170万円相当の大型インコ5羽、ペット販売店で盗難「せめて餌あげて」
福岡県朝倉市のペット用鳥類繁殖・販売施設「バードセンター朝倉」で、時価計170万円相当の大型インコ5羽が飼育小屋から盗まれた。
県警朝倉署は高額で希少な鳥を狙った窃盗事件とみて捜査している。
施設では約30種類計約200羽のインコやオウムを飼育、販売している。代表の田中保則さん(67)が19日午前7時半ごろ、約50羽を飼っている小屋を餌やりに訪れたところ、
大型インコのヨウム(体長約30センチ)やムジボウシ(同約40センチ)など5羽が金属製の鳥かごごといなくなっていた。施錠したドアを無理やり開けた跡もあった。
5羽のうちヨウムとムジボウシの価格は約40万円、残り3羽もそれぞれ約30万円で取引されるという。
同日被害届を提出した田中さんは
「20年ほどかけて集め、自然繁殖にこだわって大切に育てていた。(盗んだ人は)せめて餌をしっかりあげて」
と愛鳥の行方を心配している。【柿崎誠、一宮俊介】
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