古賀茂明 「過去の戦争責任を忘却しきった日本」 ※週刊朝日 2019年8月30日号
https://i0.wp.com/anonymous-post.mobi/wp-content/uploads/2019/03/2859a002.png?fit=400%2C255&;ssl=1

徴用工問題と対韓輸出規制強化で悪化が止まらない日韓関係。
河野太郎外相が徴用工問題で駐日韓国大使を「無礼」と非難し、
文在寅大統領は、日本の対応を「盗っ人たけだけしい」と批判した。だが、驚くにはあたらない。

今年2月、慰安婦問題で天皇に謝罪を求めた韓国・文喜相国会議長の発言に対し、
河野外相が「無礼」と批判し、文議長がやはり「盗っ人たけだけしい」と応戦したのと同じやりとりだ。

日本人の多くは、韓国要人が、ことあるごとに日本の過去の侵略行為の罪を蒸し返すことに嫌気がさしている。
今回の安倍政権による韓国のホワイト国除外についても、世論調査では概ね好意的な結果となった。
だが、国内世論と違い、世界の目はそれほど日本に優しいわけではない。そう感じた出来事を紹介しよう。
昨年米国のボストン美術館を訪れたときのことだ。戦争をテーマにした展示コーナーに、ヒトラー、ムッソリーニと並んで
昭和天皇の戦争責任を問うイラストが当たり前のように展示されていたのを見て驚いた。
また、ニューヨークでタクシーに乗車したとき、アフリカから米国に来たばかりの移民の運転手に、
「君たちは日本人だよな」といきなり話しかけられたときも驚いた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190819-00000060-sasahi-pol