前線の影響で、西日本と東日本を中心に大気の状態が不安定になり、局地的に激しい雨が降っています。
21日にかけて、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水などに十分な注意が必要です。
気象庁によりますと、西日本から東日本にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本と東日本を中心に大気の状態が不安定になり、各地で雨雲が発達しています。
午後0時半までの1時間には、富山市で33.5ミリ、長野県野沢温泉村で33ミリ、新潟県上越市吉川で31ミリの激しい雨を観測しました。
これまでの雨で土砂災害の危険性が非常に高まり、富山県と新潟県には「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
西日本と東日本では、21日にかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、局地的に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、落雷、それに竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
急に冷たい風が吹くなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物の中へ移動するなど、安全の確保を心がけてください。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190820/k10012041511000.html