ファーウェイ、「Googleマップ」に代わる独自の地図サービスを準備中か
2019年08月19日 12時21分
中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が「Googleマップ」に代わるサービスに取り組んでいるようだ。
中国の国営英字紙China Dailyによると、Huaweiは「Map Kit」と呼ばれる独自の地図サービスを開発中で、
10月に登場する可能性があるという。同社は8月に入り、独自の新OS「HarmonyOS」を発表し、
Googleの「Android」OSを使えない場合にこのOSを投入するとしていた。
この地図サービスは、一般ユーザー向けというより、地図機能をベースにアプリケーションを作成する
ソフトウェア開発者向けのツールとして想定されているようだ。ローカルの地図サービスに接続し
150の国と地域をカバーするほか、40の言語で利用できるという。
この件について知る消息筋がChina Dailyに伝えたところによると、Booking.comの親会社Booking Holdingsは、
Map Kitに関してHuaweiと提携しているという。
米CNETはHuaweiにコメントを求めたが、回答は得られていない。5月にDonald Trump米大統領がHuaweiを
ブラックリストに掲載して以来、同社はGoogleのサービスの利用を継続できるかどうか、
先行き不透明な状態が続いている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
https://japan.cnet.com/article/35141414/