「独立運動はできなかったが不買運動はする」…光化門を照らした10万のろうそく

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 大韓民国が日本から国を取り戻して74年目となる15日、ソウル光化門広場に市民
10万人余り(主催側推算)が集まり、このように叫んだ。750余りの市民社会団体で
構成された安倍糾弾市民行動(市民行動)はこの日、光復節74周年を迎え、ソウル市
鍾路区の光化門広場で「歴史歪曲、経済侵など、平和を威嚇する安倍糾弾および
正義と平和の実現に向けた第5回汎国民ろうそく文化祭」を開いた。ろうそく文化祭は、
強制動員被害者らに対する日本企業の賠償を命じた韓国最高裁の判決以降、日本が
経済報復措置を始めた後の先月20日から、ソウル鍾路区の平和の少女像の前で
始まった。この日は光復74周年を迎え、光化門広場に場所を移した。

「韓国と日本の市民は手をつないで安倍政権を倒すために最後まで闘いましょう」
(高田健・韓日市民連帯共同代表)

 市民たちは「反日」ではなく「反安倍」という基調のもとで団結したことを
強調し、韓日市民間の連帯が必要だと主張した。この日、発言に臨んだ韓日市民
連帯共同代表の高田健氏は「今日、皆さんがお持ちの『NOアベ』というような
プラカードをとても胸を痛めて見ている。こうしたスローガンを貫かなければなら
ない責任が日本の市民運動にもある」とし、「私たちは日本市民の名のもとに
再び戦争の道を進もうとしている安倍政権を打倒するために最後まで闘う」と
明らかにした。(略)
 日本製品の不買運動を続けるという声も出た。24日に結婚を控えているという
チェ・ギョンウンさんはこの日、パートナーと共に自由発言に立った。チェさんは
「結婚を目前にしているのに、結婚式の準備をしばし延ばして、もどかしさの
あまりこの場に来た」とし、「私たちは新婚所帯用品も日本製を不買する。ちょうど
私たちが結婚する24日は、韓国軍の機密を日本に渡すGSOMIA(韓日軍事情報包括保護
協定)を延長するかどうかを決定する日だという。GSOMIAを廃棄するというニュースは、
私たちの結婚式の最高のプレゼントになるだろう」と話した。(略)
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