東京・池袋で7月、外国人観光客らを相手に営業していた違法カジノ店が摘発された。多額の金を投じる富裕層を集め、約1年間で1億円を超える利益を得ていたという。訪日客数の増加に伴い、裕福な外国人を狙う闇の観光ビジネスも目立ち始めている。

JR池袋駅(東京・豊島)近くの雑居ビルの7階。「ネオ」の表の看板はマージャン店だ。身なりのよい中国人が次々に入っていく様子を捜査員がじっと見つめていた。「バカラ賭博をしている」との情報があり、人の出入りが未明まで続く日もあった。

7月、違法賭博の確信を得た警視庁は店に踏みこみ、ディーラーの男ら8人を賭博開帳図利や同ほう助の容疑で逮捕した。店内には複数のバカラ台があり、ルールを中国語で説明する紙が掲示されていた。押収した店のパソコンの解析などで、1年間に約8億円もの金が動く本格的な闇カジノと判明した。

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https://r.nikkei.com/article/DGXMZO48366140Y9A800C1SHJ000