南区のクマ、銃で駆除へ 札幌市が方針 13日早朝以降に
08/12 17:38

札幌市は12日、南区藤野、簾舞の両地区の住宅地に出没しているヒグマについて、
猟銃を使って駆除する方針を決めた。北海道猟友会に協力を要請、道警と連携し、
13日早朝以降に駆除する。これまでの出没は夜間だったが、
12日は未明から朝にかけて藤野地区の住宅街に現れたため、
銃器使用を含めて対応することとした。発砲は安全確保が難しい夜間は行わない。

両地区では8月、同一個体の可能性があるクマが頻繁に出没。
家庭菜園の食害などが出る一方、パトカーと遭遇しても逃げない様子が確認され、
同市は付近に箱わな2基を設けている。

11日夜から12日朝にかけては両地区の複数地点で目撃が相次ぎ、
午前8時ごろに藤野5の8付近でやぶの中に入った。
https://i.imgur.com/7jXlfx2.jpg

人の活動時間帯も住宅街をうろつく状況となり、市環境共生担当課は
「行動がエスカレートし、危険な状況」とみて、早期駆除が必要と判断した。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/334364