キーサイト・テクノロジーは2019年7月、ダブルパルステスト機能を搭載した
ダイナミックパワーデバイスアナライザー「PD1500A」を発表した。
ワイドバンドギャップ(WBG)半導体について、再現性と信頼性の高い測定ができ、
作業者にもハードウェアにも安全なテスト環境を確保できる。
https://image.itmedia.co.jp/edn/articles/1907/27/Rel_190711_keysight.png
PD1500Aは、モジュール方式で設計されており、さまざまな種類のデバイスをテストして異なる特性評価を
多様なパワーレベルで実行できる。最大1.2kVと200Aで、ケイ素や炭化ケイ素のパワー半導体の
ダブルパルステストによる特性評価とパラメーター抽出が可能だ。
再生可能エネルギーや電気自動車(EV)などのミッションクリティカルなアプリケーション向けの、
ワイドバンドギャップ(WBG)半導体や絶縁ゲートバイポーラトランジスタについて、静的および動的測定ができる。
将来的には、モジュールの追加により、窒化ガリウムやパワーモジュールなどの高速または大電流の
デバイスの測定も可能になるという。
テストプロセスが簡素化、自動化されており、設計にかかる時間と試作回数を削減できる。
さらに、複数台または複数拠点にあるテスターのメンテナンス効率を向上できる
https://ednjapan.com/edn/articles/1907/27/news012.html