付き合い始めたばかりの彼氏に、近所のお祭に誘われたんです。今日こそは一線を越えてしまうかもしれないという予感を胸に、買ったばかりの浴衣でお洒落して出かけました。

 彼も同じように浴衣を着ていて、並んで歩くだけでとっても楽しい気分になってしまいました。

 だけど、いきなり夕立がザーッと降り始めたんです。すぐにやんだものの、近くに雨宿りする場所もなかった私たちは、一瞬でビショ濡れになってしまいました。
「大丈夫か?」

 そう言って私を見る彼は、眩しそうに目を細めました。(どうしてだろう?)

 と思って自分の胸元を見ると、ビショ濡れになったから乳首が透けて見えてるんです。それどころか陰毛まで薄っすら透けています。

 浴衣を着るときには下着をつけないという話を聞いてたので、ノーパン、ノーブラで来ていたのでした。
「見ないで!」

 私が叫ぶと、彼は「おまえだけに恥ずかしい思いはさせない」って言って、いきなり自分の浴衣の裾をはだけさせたんです。そしたら勃起したペニスがビ〜ン! と飛び出しました。
「実は俺もノーパンなんだ。俺のほうが恥ずかしいぞ」

 顔を赤くしながら言う彼の態度に、私は感動しちゃいました。そんな私たちを、何人もの人が見ているんです。スケスケ剥き出しの、とんだエロカップルです。
「こっちよ!」

 とっさに私は彼の手をつかんで道路脇の林に駆け込みました。雨の後でぬかるんでたけど、気にしてる場合ではありませんでした。そして人気のない所まで来ると、私は彼に言いました。
「大好きよ!」

 草の上にひざまずき、剥き出しのペニスをしゃぶって上げました。
「ありがとう。フェラも気持ちいいけど…」

 彼は私を抱え起こして、浴衣の裾を掻き分け、その奥にペニスを突っ込んできました。すると、前戯などまったくされてないのに、大きなペニスがヌルンと滑り込んじゃったんです。
「浴衣って便利だな」

 そう言うと、彼は激しく腰を振り始めました。確かに着たままセックスできる浴衣って最高かも。私たちは立ったまま性器を激しく擦り合わせ続けたのでした。

 だけど、汗と泥で汚れた浴衣で家に帰ると「何があったんだ?」って、大騒ぎになっちゃったんです。もちろん、何があったかは絶対に秘密ですけどね。
(書き手・Mrビ〜ン)
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