中国国防省の呉謙報道官は24日、記者会見を行い、ロシアと中国の軍用機はいずれも
日本海での警戒活動時に他国の領空は侵犯していないと発表した。

ロシアと中国の軍用機は23日、環太平洋地域における初の警戒活動を共同で行った。
韓国側は日本海の竹島沖でロシアの軍用機が領空を侵犯したと主張したが、
中国国防省の呉謙報道官は24日の記者会見で、
「ロシアと中国の軍用機は国際法を厳しく順守して警戒活動を行っており、他国の領空を侵犯することはなかった」と反論した。
また、呉謙報道官は会見の中でロシアと中国の軍用機による警戒活動は両国の共同軍事演習の一環であり、
「第三国に向けられたものではない」と強調した。

中国とロシアの軍用機が23日午前、韓国の防空識別圏に進入した。
韓国側によれば、ロシア軍用機が韓国領空を侵犯したため、韓国軍は戦闘機を出動させ、ロシア軍用機に対して警告射撃を行った。

https://jp.sputniknews.com/politics/201907246506699/