参院選が終われば、日本が平常心で外交的協議に臨みやすくなるだろうし、そうなることを望む

韓国では当初、日本政府による韓国向け半導体材料の輸出管理の厳格化について、安倍晋三政権が参院選を前に
保守層を結集させるための「選挙用カード」で、21日の投開票を過ぎれば、日本の強硬姿勢が和らぐとの楽観論があった。

 だが、候補者らが韓国問題を選挙戦に利用することもなく、文在寅(ムン・ジェイン)政権内でも最近は
「選挙用ではなく、長期化する恐れがある」との認識が広がっている。選挙戦が終わったことで、
日本が近く別の経済的措置に出る可能性があるとの警戒も強まっている。

 一方、李洛淵(イ・ナギョン)首相は21日までに、訪問先の中東で
参院選が終われば、日本が平常心で外交的協議に臨みやすくなるだろうし、そうなることを望む」と記者団に語った。

https://www.sankei.com/politics/news/190721/plt1907210050-n1.html