少し生意気なくらいでちょうどいい
そういう耳触りのいい言葉って結構いいかげんなものが多くて、昨今ではその内実がバレつつあるんです。
少し頭のキレる若者なら「失敗を恐れるな!」という言葉には騙(だま)されない時代になってきているということ、
そういう意味で言えばちゃんと失敗を恐れて早く会社に貢献しようと努力している彼女は賢明だと私は思いますよ。
かわいげはないのかもしれませんが、そもそも仕事にかわいげは必要ありませんからね。
新人はかわいく育てなくても結構、少し生意気なくらいでちょうどいい。
かわいらしい新人が先輩や上司に好まれるのは、自分を追い越すことのない安心な存在だと感じるからでしょう?
生意気なのが気に入らないのは、いずれ自分の立場が危ぶまれるかもしれないと危機感を感じているからでしょう?
新人を優しさで抑圧しようとしている暇があったら、新人に負けないように自分自身が研鑽(けんさん)を
重ねたほうが建設的かつ生産的だと私は思いますけどね。
https://trilltrill.jp/articles/1213417