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胆振太平洋海域(室蘭市―むかわ町)の毛ガニ漁が10日に解禁された。
登別漁港(登別港町)では、11日に約1160キロを初水揚げ、夏到来を告げる真っ赤な旬の
味覚が港を活気づけている。初日の取引額は高値で推移した。
いぶり中央漁業協同組合所属の13隻が11日未明に出港。
漁は餌を入れたかごを海中に仕掛ける方法。
午前6時半ごろから新鮮な毛ガニを積んだ漁船が次々と帰港し、関係者が運搬作業などに追われた。
同漁協によると、初日の取引額は1キロ当たり
「大」8190円(昨年6400円)、
「中」5560〜5280円(同5280円〜5300円)、
「小」3950〜3890円(同3800〜3580円)といずれもやや高値が付いた。
毛ガニ漁は資源確保のため「漁獲許容量」が設定されている。
今年の1隻当たりの許容量は640キロ。
漁協関係者は「昨年に比べ、1隻当たりの許容量が半分程度に落ち込んだので値段が上がった」とみている。
漁期は8月10日までだが、同漁港では割当量の1万240キロに達し次第、漁を終える。
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