児童買春で有罪の男性を「表彰」 市報にも掲載・表彰式で指摘され発覚 7/18
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児童買春の罪で有罪判決を受け、現在執行猶予中の男性を山形市が自治功労者として表彰し、7月の市報に掲載していたことが分かった。市民からの指摘で発覚し、表彰は取り消された。
山形市が自治功労者として表彰し、7月の市報に掲載していたのは、2017年7月、児童買春の罪で懲役3年、執行猶予5年の判決を受けた山形市の60代の男性。
市によると、男性は1999年から2014年まで山形市の農業特別委員として農地売買などの業務に尽力したことを評価され、7月1日に行われた式典に出席し表彰された。
しかし式典当日、出席者から「事件に関与した男を表彰するのか」との指摘を受け、翌日、本人に確認したところ、表彰の辞退を申し出たという。
この時点で、すでに市報は印刷されていたため男性の名前を記載したまま各家庭に配布された。
山形市は「事件は、男性が委員を退任した後に起こしたもので、指摘されるまで知らなかった。次の8月号で訂正してお詫びする」としている。