覚醒剤を使用した罪で起訴され保釈されたあと、所在がわからなくなっていた39歳の男が、さいたま市内の
アパートの敷地内に侵入した疑いで逮捕されました。
調べに対し容疑を否認し、所在不明になった理由については供述していないということです。
さいたま地方裁判所や警察によりますと、さいたま市北区の職業不詳、山下洋規被告(39)は、覚醒剤を使用した
罪で逮捕・起訴されたあと去年3月に保釈されました。
その後、去年5月に開かれた初公判で起訴された内容を否認するなど裁判に出廷していましたが、
去年9月にさいたま市桜区のアパートの敷地内に侵入したところを警察官に発見された際に職務質問を拒否して
立ち去り、所在がわからなくなっていました。
裁判所は去年12月保釈の決定を取り消し警察が行方を捜査した結果、さいたま市内にいることがわかり、
さいたま市桜区のアパートに侵入した疑いで17日逮捕したということです。
調べに対し容疑を否認し、所在不明になった理由については供述していないということです。
さいたま地方裁判所は保釈が適切だったかどうかについて、「個別の事件については裁判長の判断なので
コメントできない」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190718/1000032830.html