中国で起きた韓流ブームが下火に 自国でのスター発掘が活発化?
https://news.livedoor.com/article/detail/16731897/;
エンターテイメントは産業としての地位を確立しており、アジアのエンターテイメントで最も勢いがあるのは韓国だと言えるだろう。
韓国の芸能人は活動の幅を広げるために積極的に国外に進出しており、日本や中国でも広く活動している。
中国メディアの今日頭条は1日、「中国で巻き起こった韓流ブームの寿命が尽きようとしている」と主張する記事を掲載した。
記事は、中国や日本で人気の韓流について「1998年、金大中大統領が文化立国を目指す戦略を打ち出して以降、美男美女によるアイドルグループやドラマが積極的にプロデュースされ、
海外にも売り出すことが戦略的に行われてきた」と指摘。こうして、世界のエンターテイメントに進出し、向かうところ敵なしの成功を収めてきたと主張した。
こうした「韓流ブーム」の波は中国にも波及し、主に「韓流ドラマ、アイドルグループ、韓流バラエティー」によって多くの中国人ファンを獲得してきたとするも、
こうして築き上げられた「韓流帝国が崩壊しつつある」と主張し、「その寿命はもはやカウントダウンに入っている」と伝えた。
続けて、アジアで大量のファンを獲得し、無敵に思われた韓流ブームが失速を見せている理由について、独自の分析を展開。
韓国の人気アイドルグループのメンバーが、横領や売春あっせん容疑で起訴されるなど多くのスキャンダルが明るみに出されたためだと伝え、
「まるでドミノ倒しのように様々な不祥事が明らかになったこと」は韓流ブームに大きな打撃となったと指摘。
一方、中国では「近年、様々なオーディション番組が誕生し、国内から才能を持つスターが発掘されていること」を指摘し、
こうした要因も中国で韓流離れが加速している要因となっていると主張。中国本土で魅力的な中国人アイドルがたくさん誕生しているので、
「舶来アイドルの需要はなくなりつつある」と主張し、中国のエンターテイメント産業に見られる変化の兆しを伝えた。
(編集担当:村山健二)