スカイアクティブ Xは内燃機関の究極の姿

スカイアクティブ Gをベースに、「新形状ピストン」や圧縮着火をサポートする「超高圧燃料噴射システム」、
より多くの空気を取り入れる「高応答エアサプライ」、高応答ISGを採用した「24Vマイルドハイブリッドシステム(Mハイブリッド)」、
異常燃焼を制御するリアルタイム補正や「筒内圧センサー」などがプラスされる。

最高出力は132kW(180ps)/6000rpm、最大トルクは224Nmを発揮。
燃費はWLTPモードで5.8L(MT)<6.3L(AT)>/100km(およそ17.2km/L<15.9km/L>)となっている。

口の悪い人はエンジンの実力がないので「高応答エアサプライ」や「Mハイブリッド」を併用して補っていると言うが、どちらも出力のアシストではなく、滑らかなフィーリングを実現させるために活用する。
結論、スカイアクティブ Xは扱いやすく、程よいパフォーマンス、高い動的質感、そして官能性をバランス良く備えた「究極の実用エンジン」と呼ぶのが最もふさわしい。
https://autoc-one.jp/mazda/mazda_3_sedan/report-5004740/


70万円高くてもマツダ3を買うならスカイアクティブXで。欧州車を凌ぐプレミアムな世界がある

このエンジンで欧州ブランドを凌ぐプレミアムな世界が完成する

同じマツダ3のSKYACTIV-G 2.0が16.4km/L、SKYACTIV-Xが19.2km/Lと、17%の向上をみた。
エンジニアであれば、17%も向上したのはさすがSPCCIだ! と賞賛するだろう。

多くのクルマが「スポーティ」を売り文句にステアリングの反応を敏感にしているのに対し、ステアリングギアレシオをスローに設定してきた。
こう書くと、鈍感でつまらないのでは? と思うかもしれないが、決してそんなことはない。
気持ちのいいドライビングに必要なのはクイック感ではなく切れば切っただけ思い通りに曲がる特性なんだと納得できるに違いない。
価格は314万円〜362万円。決して安くはないが、「メルセデス・ベンツAクラス」はもちろん、「VW ゴルフ」と比べても価格優位性は確実にある。
燃費、パワースペック、広さといった数字の世界ではなく、感覚に訴えかける部分を重視するならば、この値段を出す価値は間違いなくある、というのが僕の結論だ。
https://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/20190712-20105373-carview/5/