楽天が運営しているフリマアプリ「ラクマ」が、同アプリユーザーを対象にした「参考にするファッション」に関するアンケート調査の結果を発表した。

「日本以外で最もファッションの参考にしている国」に関する質問では、10代と20代は「韓国」、30代〜50代は「アメリカ」、60代以上のシニア層は「フランス」が1位に選ばれた。
10代では韓国の人気が3年連続で上昇しており、70%以上が韓国ファッションを参考にしていることがわかった。

今回で4年目となる同調査は6月12日と13日の2日間にわたり、ラクマユーザー 3,845人を対象に実施。
「日本以外で最もファッションの参考にしている国」の質問では、調査を開始してから10代女性のランキングで韓国ファッションが毎年1位に選ばれており、
支持する理由として68%のユーザーが「安くて気軽に買えるから」と回答した。

韓国は世代が上がるにつれて支持率が減少した一方で、アメリカは「自分らしさを表現できる」として全世代から安定した支持があった。
フランスとイタリアは年代があがるにつれて支持率が増加。
イタリアは主要5ヶ国のうち、10代と20代では支持率が最下位だったが、シニア層からは人気があり、年齢層が高いユーザーほど欧州ファッションに注目しているということがわかった。

ラクマは同調査にあわせて各国ブランドの取引数ランキングを発表。
韓国では「ディーホリック(DHOLIC)」をはじめ手頃な価格で購入できる通販サイト、アメリカでは「ナイキ(NIKE)」「シュプリーム(Supreme)」といったスポーツやストリートブランドが上位を占めた。
イタリアのトップは「グッチ(GUCCI)」で、近年ストリートファッションで人気を集めている「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)」が3位に入った。
フランスでは「シャネル(CHANEL)」が1位だった。
https://www.fashionsnap.com/article/2019-07-11/rakuma-fashion-ranking-2019/