米国の品質調査で韓国車がトップ3を独占、その理由はハイテク装備の“使い勝手”にあり?
https://wired.jp/2019/07/06/jd-power-korean-cars-beat-us-europe-quality/

J.D. パワーによる毎年恒例の米国自動車初期品質調査で、韓国の自動車ブランドがトップ3を占めた。
品質面におけるユーザーからの評価で韓国メーカーが日米欧メーカーを上回った背景には、インフォテインメントや運転支援といった
複雑なハイテク装備が高級車を中心に搭載されるようになったことが挙げられるという。


最も信頼できるクルマをつくっているのは、どの国の自動車メーカーだろうか──。
クルマの一般的な購入者にそう尋ねたら、答えは恐らく、最初が日本、続いてドイツ、米国、韓国になるだろう。
ところが、J.D. パワーの今年の米国自動車初期品質調査(Initial Quality Study: IQS)によると、この答えはすべてハズレである。

J.D. パワーで自動車の品質調査を監督するデイヴ・サージェントは、「ほぼ逆の順位です」と説明する。
この順位の推移は、自動車メーカーが主に技術上の2大トレンドをうまく取り入れているかにかかっている。
そのトレンドとは、インフォテインメントの画面を増やすこと、そして運転支援システムを高度にすることだ。

自動車初期品質調査の順位は、新車購入から3カ月経過したユーザーが指摘した不具合の数を基にしている。
クルマ100台当たりの不具合指摘件数(Problems Per 100 vehicles = PP100)を調べたところ、ヒュンダイ(現代自動車)の高級ブランド
「ジェネシス」が63(63PP100)で第1位となった。その次にキア(起亜自動車)、ヒュンダイが続き、トップ3を韓国ブランドが独占した。

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