過激派組織「イスラム国」(IS)に参加するためシリアへの渡航準備をしたとして、警視庁公安部は3日、
私戦予備・陰謀容疑で、当時北海道大生だった男性(31)ら5人を書類送検した。同容疑の適用は初めて。
ほかの4人は、イスラム学者で元同志社大教授の男性(58)やフリージャーナリストの男性(50)ら。
書類送検容疑は、2014年8月、共謀して元北大生らがISに戦闘員として参加する目的で、シリアへの
渡航準備をした疑い。
捜査関係者によると、14年4月ごろ東京都千代田区の古書店に掲示された渡航を呼び掛ける張り紙を
見た元北大生が関心を持ち古書店関係者に連絡したという。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019070301001494.html