停滞中の梅雨前線に湿った暖気が流れ込んでいる影響で、2日も九州南部は雨が続いた。
3日昼前から4日にかけて前線はさらに活発化し、九州を中心に24時間で
平年の7月の1か月雨量に達する記録的な豪雨になる恐れがある。
長雨で地盤が緩み、少ない雨でも土砂崩れが起きる可能性があり、
気象庁は「自宅が危険区域にあるかハザードマップなどで確認し、明るいうちに避難を」と
呼びかけている。
気象庁によると、先月末の降り始めから2日午後4時までの総雨量は、
宮崎県えびの市828ミリ、鹿児島県薩摩川内市623・5ミリ、熊本県湯前町387ミリなど。
昨年の西日本豪雨の総雨量をすでに上回る地点もあり、斜面が大規模に崩落する
「深層崩壊」の危険も高まっているという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190702-OYT1T50215/
ハザードマップ
https://disaportal.gsi.go.jp/