【香港共同】香港警察は2日未明、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の
完全撤回などを求めて立法会(議会)に突入し破壊活動を行った若者らに対し、催涙弾などを使って
強制排除した。香港政府トップの林鄭月娥行政長官は記者会見で「違法な暴力行為で憤りを覚える」
と強く非難、警察が徹底的に追及すると述べた。
政府は改正案について、来年7月の立法会の会期が終了すれば廃案になると表明。完全撤回を要求する
市民の反発は収まらず、若者の一部が立法会への突入という過激な行動を取ったことで、事態はさらに
混迷の度合いを深めている。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019070201001507.html