22日午後、アメリカ軍岩国基地で解体工事中の足場の一部が崩れる事故があり、およそ40メートルの高さで作業をしていた38歳の男性作業員が地面に転落して死亡しました


22日午後2時15分ごろ、岩国市のアメリカ軍岩国基地で施設の塗装工事のため組んでいた足場が解体中に崩れる事故がありました。
この事故で、作業をしていた岩国市立石町の小玉慎太郎さん(38)がおよそ40メートル下の地面に転落し、市内の病院に運ばれましたが全身を強く打っておよそ1時間後に死
亡しました。
警察によりますと、小玉さんはほかの作業員と一緒に施設の塗装工事のために組まれていた足場を解体していましたが、突然、一部の足場が崩れて転落したということです。
また、この事故で、崩れてきた足場にぶつかった40代の男性作業員も左手の薬指を折るけがをしたということです。
事故当時、小玉さんは転落防止のためのベルトをつけて作業をしていたということで、警察は作業員から話を聞くなどして事故の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190623/4060002959.html