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むつ市で特定外来生物のアライグマが初めて確認されました。市は見つけてもむやみに近づかないよう注意を呼びかけています。

アライグマが目撃されたのはむつ市川守町です。
ことし4月、川守町に住む小島正幸さんが夜明け前の午前4時頃、自宅近くの防波堤にタヌキのような生き物を見つけ撮影しました。

★アライグマを撮影した 小島正幸さん
「タヌキの子どもだと思ってちょうど町内のごみ清掃があってタヌキの子どもの写真撮ったよって持って行ったらこれ違うと言われて。見た人がアライグマだよって」

アライグマは環境省が指定する生態系や農林水産業に被害を及ぼす「特定外来生物」に指定されています。
小島さんの話を聞いた市議会議員が5月になって市役所に連絡したことでアライグマと確認されました。
むつ市ではアライグマのような生き物を見たという目撃情報が3年前に1度あっただけで、アライグマと確認されたのは今回が初めてです。

★むつ市生産者支援課 酒井一雄課長
「今回初めてむつ市で確認されたということでありますので、市民の皆様には目撃した場合は速やかに市に通報いただき、市としては速やかに捕獲したいと考えておりますのでよろしくお願いします」

県によりますとアライグマによる農作物被害は主に津軽を中心に確認されており、2017年度の被害額は168万円にのぼっています。
アライグマは人に危害を加える可能性もあることからむつ市は見つけてもむやみに近づかないよう注意を呼びかけています。

(リンク先に動画あり)