18日午前10時ごろ、北海道釧路市の災害情報などを市民に伝える全国瞬時警報システム(Jアラート)の訓練で、誤って訓練であることを伝えずに「大地震です」などと市内全域に放送が流れた。
訓練実施は事前に知らせてあり、大きな混乱はなかったが、市には「訓練じゃないのか」などの問い合わせが約100件あった。

市によると、約120カ所のスピーカーや地域FMのラジオなどで、放送の前後に訓練であることを告知せず、緊急地震速報のチャイムと「緊急地震速報。大地震です。大地震です」との放送を1回流した。
約2時間後にラジオや市のホームページなどで「訓練放送だった」と周知した。

事前設定を誤り、訓練用の録音に切り替えていなかった。市は「ダブルチェックを徹底し、誤りを繰り返さないよう徹底する」としている。

https://www.sankei.com/affairs/news/190618/afr1906180041-n1.html