沖縄県の八重瀬町議会(金城秀雄議長)は6月定例会最終日の14日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を促進する意見書案を、賛否9対4の賛成多数で可決した。欠席1、退席1だった。

意見書は、宜野湾市民が米軍普天間飛行場の基地被害に悩まされ「我慢は、既に限界に達している」と指摘。
(1)危険性除去(2)辺野古移設の推進(3)日米安全保障条約の推進と県内基地の整理縮小−を求めている。宛先は首相、衆参両院議長ら。

同日に「宜野湾市民の安全な生活を守る会」(平安座唯雄会長)による、同じ趣旨の陳情を採択した。

「『新しい提案』実行委員会」の、辺野古新基地建設の即時中止などの意見書可決を求める陳情は不採択とした。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/433310