モンキー・パンチさん偲ぶ会で次元役の小林清志「オレはまだ大丈夫」

 4月11日に肺炎のため81歳で死去した漫画「ルパン三世」の作者である漫画家モンキー・パンチ
(本名・加藤一彦)さんを偲(しの)ぶ会が14日、東京・港区の青山葬儀所で行われた。

 1995年に亡くなった山田康雄さんの後を継ぎ、主人公・ルパン三世の声優を務めているタレントの
栗田貫一(61)は、弔辞で「今でも現場に行くと先生にお会いできるような気がして…。
初めてお会いした時から、穏やかで優しく、(遺影の)写真のように笑ってました」。モンキーさんの
地元・北海道でのイベントに同行した時の思い出などを話したが「あとのことは、僕の胸の中に
納めようと思います。ずっと見守っていてください」と話した。

 また、孤高のガンマン・次元大介役で、71年のアニメ放送開始から声を担当している
声優・小林清志(86)は「オレより若いくせに、先に逝きやがって。しょうがない先生だな。
残念だ」としみじみ。山田さん、銭形警部役だった納谷悟郎さん(2013年死去)に続き、
モンキーさんもこの世を去ってしまったが「オレはまだ大丈夫だから。期待してくれ」と、
今後も変わらず次元役で活躍していくことを誓った。

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