5月30日に星野文昭さんが急逝された。そのことを受けて6月3日、星野文昭さんの家族、再審弁護団、星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議の共同代表、革共同が東京・日比谷公園内の松本楼で記者会見を行った。
傷心と怒りと決意が混ざり合いながら、家族と再審弁護団を先頭に星野さんを死に追いやった国家権力を許さず、星野さんの再審・無罪をかちとるために闘う立場を鮮明にし、新たな戦闘宣言を発した。
記者会見には、新聞社やテレビ局などから20人以上集まり、社会的関心の大きさを示した。
司会は全国再審連絡会議事務局の金山克巳さんが務め、最初に星野再審弁護団主任弁護人の岩井信弁護士が経過を報告した。
<中略>
星野同志の無念をはらし日帝打倒へ
続いて、星野暁子さんが「文昭の闘いを私が継承し、再審・無罪に向けて新たな闘いを開始していきます」と決意を語った(要旨別掲)。
いとこの星野誉夫さんは、「裁判記録を確かめたが、その内容は非常に脆弱(ぜいじゃく)。物証はまったくなく、文昭は実行行為に一切関係がない」と訴えた。
全国再審連絡会議の戸村裕実共同代表が「星野文昭さんが獄中にあって、健康管理と適切な診療が無視されてきたことに本当に怒りを覚えます」と徳島刑務所を弾劾した。
質疑応答では和久田修弁護士が3月の星野さんとの面会で、体調が悪くなっていたことを報告した。
全国再審連絡会議の狩野満男共同代表がこれからの行動方針を提起し、革共同の鎌田雅志同志が「絶対に星野同志の無念をはらし、日帝国家権力を打倒する闘いの前進を切り開く」と表明した。
最後に、星野暁子さんが新たな闘いを開始することを宣言し、記者会見を締めくくった。
http://www.zenshin.org/zh/f-kiji/2019/06/f30420101.html
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