【北京共同】中国の習近平指導部が、共産党軍が国民党軍の攻撃から逃れ国内を大移動した「長征」
(1934〜36年)の精神を発揚するキャンペーンに乗り出した。10月の建国70周年を前にした
愛国主義教育の一環だが、米中貿易摩擦に持久戦で臨む覚悟を示したとの見方も出ている。
国営の中央テレビによると、同テレビのほか、党機関紙、人民日報や国営通信、新華社などの
主要メディアは11日「記者が再び行く長征の道」と題した大規模な取材活動を始めた。
1万2千キロ余りに及ぶ長征のルートをたどり「苦難に満ちた闘争の過程での感動的出来事」
(同テレビ)を掘り起こし伝えるという。
https://www.daily.co.jp/society/world/2019/06/11/0012417249.shtml