[ベルリン 31日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は31日、ドイツに対し、中国通信機器大手の華為技術
(ファーウェイ)が製造する第5世代(5G)移動通信網を使用した場合、米国は国民や国家安全保障に関す
る情報を提供しない恐れがあると警告した。

ポンペオ長官はマース外相との会談後、どの製品を利用するかは各国の判断に委ねられるが、判断には結
果が伴うと指摘。「信用できない通信網に国民や国家安全保障に関するデータを流すことはできないとの観
点から、対応の変更を余儀なくされる恐れがある」と語った。

ファーウェイについては「5Gネットワークの中でリスクを軽減することは不可能だという懸念がある」とした。

https://jp.reuters.com/article/usa-germany-china-idJPKCN1T117U