マチュピチュの新空港、反対押して建設に着工 ペルー
https://www.cnn.co.jp/travel/35137820.html

南米ペルー政府はこのほど、インカ遺跡で有名なマチュピチュの玄関口となる新しい国際空港を建設する作業が始まったと発表した。
空港建設に対しては、「聖なる谷」と呼ばれる周辺の遺跡や環境に影響が及ぶとして反対運動が巻き起こっていた。

山頂に築かれたマチュピチュ遺跡は険しい山脈や渓谷に守られて、何百年もの間、近寄りがたい場所だった。
しかし新空港ができればかつてなくアクセスが容易になる。

新空港は、現在マチュピチュへの玄関口となっているクスコの町とマチュピチュ遺跡との間にあるチンチェロに建設される。

空港建設に反対してインターネットで署名運動を展開しているペルーの美術史家は、
「歴史的にも考古学的にも世界最重要級の地の保全が危険にさらされる」と危機感を募らせる。
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