28日、川崎市の路上で小学生らが次々と刺され2人が死亡した事件を受けて、緊急の関係閣僚会議が開かれ、
安倍総理大臣は通学路の安全確保の徹底や不審者情報を共有する仕組みの強化など、早急に対策を講じるよう指示しました。
28日、川崎市の路上でスクールバスを待っていた小学生らが次々と刺され、2人が死亡17人がけがをした事件を受けて、
政府は29日、総理大臣官邸で緊急の関係閣僚会議を開き、
安倍総理大臣をはじめ菅官房長官、山本国家公安委員長、柴山文部科学大臣らが出席しました。
この中で安倍総理大臣は「大変痛ましい事件で、幼い子どもたちが被害に遭ったことに強い憤りを覚える。
子どもたちの安全を何としても守らなければならず、各大臣がリーダーシップを発揮して政府一丸となって早急に取り組みを進めるようお願いする」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は、事件の全容解明を急ぎ関連する情報を関係省庁で共有すること、通学路の安全確保のため登下校時に子どもが集まる場所などを改めて点検し、
警察官による重点的な警戒・パトロールを行うこと、警察や学校が把握した不審者の情報を共有する仕組みを強化し、迅速に対応することなどについて、早急に対策を講じるよう指示しました。
2019年5月29日 10時33分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190529/k10011933311000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190529/K10011933311_1905291035_1905291037_01_02.jpg