NHK、カンヌでも注目「レンタル家族」にやらせ疑惑 元スタッフが証言
5/29(水) 16:59配信
顧客の依頼に応じ家族や恋人を演じる“代行スタッフ”を派遣する「レンタル家族」ビジネスに、いま
注目が集まっている。ビジネスを手がける「ファミリーロマンス」の石井裕一社長(38)は一躍時の人
だが、ここで思わぬ疑惑が浮上した。
石井社長のビジネスが、いかに注目を集めているか。たとえば先日まで開かれていたカンヌ国際
映画祭で、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の新作『ファミリーロマンス社』が上映されたことからも
わかる。これは“レンタル家族”会社の日々を描いた作品で、石井社長は実際と同じ「代行サービス
業」の主人公を演じている。
今年4月にはハーバード大学で講演した石井社長の活動は、日本でも様々なメディアで紹介されて
いるが、「私はレンタル家族の依頼者として、顔出しで登場しました。しかし私はもともと代行
スタッフ。つまり、この件は依頼者などいなかったのです」
こう証言するのは、「ファミリーロマンス」の代行スタッフをしていた鈴木剛志さん(仮名)だ。
60代の元会社員で、かつて演技と喋り方を勉強していた経験があるという。
鈴木さんによれば、NHKの海外向けサービス「NHKワールドJAPAN」で放送された30分ほどの
ドキュメンタリーで、依頼者役を演じたという。タイトルは『HAPPIER THAN REAL』。妻を病で
亡くした依頼者が、心の隙間を埋めるために妻と息子と娘の3人の「レンタル家族」と過ごすという
“ストーリー”だ。今年1月までに7回、再放送されている。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190529-00563065-shincho-ent
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