宮城県川崎町は6月1日、町内全6小中学校の全ての普通教室でエアコンの稼働を始める。
昨夏の猛暑を受け、児童生徒の熱中症対策として県内自治体が公立小中学校へのエアコン導入を進める中、
国の交付金を受け、全普通教室でエアコンを稼働させるのは、県内初となる。
町教委によると、エアコンは43の普通教室と、音楽や家庭科など15の特別教室に設置した。
1月9日から設置工事が始まり、今月31日までに完了する。総事業費は約1億2300万円。
町教委の担当者は「ここ数日、暑い日が続いているので、ちょうど良い時期の稼働開始になった。
子どもたちにとっても教室が過ごしやすく、勉強しやすい環境になるはず」と話した。
県内では、岩沼市が23日、岩沼西中でエアコンの試験運用を始め、7月1日に市内8小中学校の全普通教室で稼働を予定する。
富谷市も同日の稼働を目指している。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190528_13034.html