オーストリアの極右・自由党党首のシュトラッヘ副首相は18日、辞意を表明した。ドイツ誌シュピーゲル(電子版)などが17日、
シュトラッヘ氏がロシア新興財閥関係者と称する女性に対し、
選挙支援の見返りに公共事業を受注させる便宜供与を申し出ていたと報道。
ロシアの選挙介入を要請した疑惑が浮上し、政権を揺るがすスキャンダルとなった。
シュトラッヘ氏は記者会見で、女性との会合は「過ちだった」と認めた。クルツ首相率いる国民党は単独過半数に足りず、自由党との連立を解消すれば再選挙となる可能性もある。クルツ氏は近く、
今後の対応を表明するとみられる。極右政党の台頭が予想されている来週の欧州議会選にも影響を与えそうだ。
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