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 仙台市八木山動物公園(太白区)は17日、今年3月に広島から来園したライオンの雄「サン」、秋田から来た雌「なお」の一般公開を始めた。昨年9月に雌のオニールが18歳で死んで以来、動物公園はライオン不在だったが、8カ月ぶりに「百獣の王」が復活した。
 サンは面長でりりしい顔立ちで、なおは目が丸くて大きい。ともに生後8カ月で人間に例えると10代前半の子ども。成長は順調で、仲良くじゃれ合っている。
 17日は午前9時半から猛獣舎の展示場前でイベントがあり、飼育員が2頭の特徴などを解説し、ウエルカムボードを設置した。父親と来た太白区の柴崎柊志(しゅうじ)ちゃん(2)は「目がくりくりして、かわいい」と喜んだ。
 サンは3月15日に広島市安佐動物公園から来園した。当初、21日に公開予定だったが、環境に慣れるのに時間がかかり延期した。なおは25日に秋田市大森山動物園から来園した。当面は2頭の公開を午前9〜10時に限り、様子を見ながら徐々に時間を拡大していく。
 動物公園の飼育担当者は「子どものライオンなので、活発に動き回る姿を見「」てもらいたい」とPRする。