森友学園の前理事長、籠池泰典氏(66)が緊急入院した。「命に関わる」とまで言われたというので、いったい何が起きたのか病院を訪れたが、
すっかり元気を回復したようだ。24日に東京で予定されているシンポジウムと講演には「必ず出る」と言う。
検査のつもりが緊急入院
ことの発端は先週15日。しばらく前から熱っぽいなあと感じていたところ、この日に症状が悪化し、おしっこが出なくなった。翌16日、検査のため病院を訪れ、すぐに帰るつもりでいたが、白血球と肝機能の数値が非常に悪いことが判明。
診断名は「前立腺炎」。医師から「敗血症になってどこで倒れてもおかしくない。入院しないと命に関わりますよ」とまで言われたという。
そこですぐに緊急入院となったが、籠池氏は森友学園をめぐる補助金事件で保釈中の身。1泊を超える外泊をする場合は裁判所の許可を受けなくてはならない。
医師に診断書を書いてもらい、大急ぎで裁判所に提出して許可を受けたという。
一日中眠り続けた
そこまで体調が悪化しているという自覚はなかったが、実際に入院してみると、ひたすら一日中眠り続けたという。本人が語る。
「このところ、競売にかけられた自宅が解体されて更地になったり、系列の保育園の建物も解体が始まったり、ストレスになることが多かった。
知らないうちに疲労がたまって、体内にも毒素がたまってたんでしょうな」
丸山穂高議員の戦争発言で一句
きのう18日から少し元気を取り戻した籠池氏。時事問題への目配りは欠かさない。戦争発言で日本維新の会を除名された丸山穂高衆議院議員について、得意の句をひねった。
「維新の会 正体現し 夏近し」
夏はもちろん参院選を指す。
入院中は妻の諄子さんができる限りそばに付き添っている。諄子さんについても一句。
「我が妻の 顔にこやかに 五月晴れ」
夫婦仲の良さは変わらない。
https://news.yahoo.co.jp/byline/aizawafuyuki/20190519-00126538/