田中匡「5秒遅れていたら死んでいたかもしれない」店内でアルバイト
5/15(水) 19:48配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00000577-sanspo-soci
今月1日に奈良・斑鳩町の牛丼チェーン「吉野家25号線斑鳩店」に軽乗用車が突っ込み、客2人がけがをしたひき逃げ事件で、松竹芸能所属のお笑いコンビ、トライアングルの田中匡(41)が事件当時、店内でアルバイトをしていたことが15日、サンケイスポーツの取材で分かった。
事件は、前日14日に車を放置したまま約2週間逃走していた34歳の男が奈良県警西和署に出頭。同署は道交法違反(ひき逃げ、無免許運転)容疑で逮捕した。
当時、店内には田中と軽傷を負った客の男女2人しかおらず、「注文を取り終えて厨房(ちゅうぼう)に向かった5秒後くらいに後ろからバーンと、雷が落ちたくらいのものすごいガラスの割れる音が聞こえました」と状況を説明した。かなり速度が出ており、車体の9割が店内に入っていたという。
事故直後は、客が下敷きになっていないか、すぐさま確認。男性客は車に対して怒鳴りつけ、女性客はうずくまって震えていたという。無事を確認すると警察に通報。
その間、逮捕された男はバックしようとしていたが、タイヤがパンクして浮いていたため、エンジンを空吹かししていた。
ようやく2、3分後にドアから出てきたかと思いきや、「こっちに来るんやろうなと思ったら、しれーっと出てきて、死角になる寸前で走って逃げました」と逃走の瞬間を目撃していた。
後に防犯カメラを確認した田中は「僕が立っていたところが一番ヤバかった。注文を取るタイミングが5秒遅れていたら死んでいたかもしれない」と冷や汗タラリ。
「令和元年の初日に、初日の出とともに軽(自動車)が突っ込んできちゃったという感じで…。運がいいのか、悪いのか」と頭をかいた。
トライアングルは高校時代の同級生で相方の森直樹(40)と2002年に結成。03年には「M−1グランプリ」で準決勝進出にした。