日米両政府が合意している海兵隊のグアムへの移転計画で、アメリカ軍は移転を2024年10月から始める方針を明らかにしたことがわかりました。

共同通信によりますと、アメリカ軍は、グアムへの移転を5年後の2024年10月から始め、およそ1年半をかけて完了させる方針で、
2019年2月、移転計画の最新案をグアム議会の議長に説明したということです。
移転する海兵隊員はおよそ5000人と見込まれています。

アメリカ軍の再編計画には、海兵隊のグアム移転と辺野古新基地建設が共に盛り込まれていますが、
グアム移転が実現すれば、そもそも辺野古新基地の必要性が低下するとの見方もあり、
反対多数の民意が示される中で辺野古の新基地を建設することについて、政府には改めて説明責任が問われることになります。

https://www.qab.co.jp/news/20190504114692.html
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