さらに、日韓の1人当たりGDPを比較すると、より差が縮まったと感じると主張。日本の1人当たりGDPは90年代には4万ドルに近付き、超えたことさえあるが、2018年は3万9200ドルに過ぎず、英国やフランスよりも低い数字だと指摘した。
一方の韓国の1人当たりのGDPは、日本の80%程度に相当するまでになっており、日韓の差が縮まっていることを強調した。
また、韓国の昨年のGDPは1.62兆ドルとなったが、これは日本のGDPの32.6%に相当する。韓国の人口は日本の40.8%と半分にも満たないため、かなりの数字になると指摘した。
日本のGDP成長率は、ここのところ平均すると1%前後と緩やかであるため、「このままでは2%、あるいは2.5%の成長率の可能性もある韓国にあと4、5年で追いつかれるかもしれない」と主張している。
しかし、韓国の昨年の2.7%増という成長率は、6年ぶりの低水準だ。記事は、韓国経済の強さを強調しているが、最近の韓国のニュースを見ると、その経済の低調ぶりばかりが報道されているのではないだろうか。
中国でもその点が伝わっているようで、記事に対するコメントには、「豊かになって久しい日本と、先進国の仲間入りをしたばかりの韓国は全く違う」、「長い目で見れば日本の可能性がずっと大きい」など、数字だけで判断することはできないという声が目立った。
中国のネットユーザーが指摘するように、韓国が日本経済を追い越すのはそう簡単にはいかないと言えるだろう。
https://www.excite.co.jp/news/article/Searchina_20190410081/