一方で、「すごくわかる。この先、頑張ってでも生きることにさほど意味を感じない」などの共感も少なくない。理想的な自分になれない苦悩や、
ある年齢で感じる行き詰まりは、誰にでもあることだろう。
前向きなコメントとしては、
「45歳の時に(あと10歳若ければ…)と言っている自分を想像しろ。それが今のお前だ。45で出来ないことを35の今やれ。25でやるべき事はもう忘れろ」
と励ます助言があり、筆者も同感だ。40代後半の筆者からすると35歳はまだまだ若く、絶望するには早すぎる。結婚を薦める声も多かった。
ただ、中高年で結婚や新しいことを始めて成功した人の例を出すのは容易いが、投稿者に響くだろうか、とも考えてしまう。
投稿者は年収500万円の生活を守るため、ストレスのたまる職場で長時間労働をして疲弊しきっていることがうかがえる。年長者や低所得者から
見れば、まだまだ若い人の甘い泣き言に感じる投稿だが、多くの人が現状に不満を持ち、明るい未来が想像できずにいることが浮き彫りになった、と言えるのではないか。
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190502-03073220-careercn