「外交スーパーウイーク」期間中の北東アジア、韓国だけのけ者
http://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2019/04/23/2019042380073_0.jpg
今週は米中日ロと北朝鮮が参加する外交日程が相次ぐ予定だが、韓国だけが「舞台」に上がれずにいる。韓国政府は北朝鮮非核化交渉で「仲裁者」役にこだわり、
外交の「スーパーウイーク」期間ではのけ者、という指摘がなされている。
米日の外交・防衛トップは今月19日(現地時間)、米国ワシントンDCで「2+2安全保障協議会」を開き、
「最終的かつ完全に検証された北朝鮮非核化」(FFVD)と制裁全面履行の方針を再確認した。米日首脳会談を1週間後に控え、両国の協調を誇示する場となった。
安倍晋三首相は、26日に行われるドナルド・トランプ大統領との首脳会談に続いて、
メラニア夫人のバースデーパーティーに出席する。27日にはトランプ大統領とゴルフコースを回る予定だ。
24−25日には、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が初の首脳会談を行う。
金正恩委員長は23日にウラジオストク行きの列車に乗り込むものとみられる。オム・グホ漢陽大学教授は「金正恩委員長はロシアから外交的・経済的な支持を引き出すことで、
『中国だけでなくロシアもいる』というメッセージを周辺国に送ろうするだろう」と指摘した。またプーチン大統領は朝ロ首脳会談の後、直ちに北京へ向かって一帯一路(新シルクロード)フォーラムに出席し、
中国の習近平国家主席と中ロ首脳会談を行う予定だ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/23/2019042380074.html