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あおり運転の作業員に有罪判決 酒気帯び状態で刃物見せ蛇行運転 福島地裁
4/18(木) 8:52配信
カッターナイフを見せつけながらあおり運転をしたとして、暴力行為等処罰法違反と道交法違反(酒気帯び運転)に問われた福島市瀬上町、除染作業員、元木之夫明(のぶあき)被告(53)に対し、 福島地裁の柴田雅司裁判官は17日、「重大な事故を起こしかねない」などとして懲役1年6月、執行猶予4年(求刑・懲役1年6月)の判決を言い渡した。
判決によると、元木被告は今年2月、酒気帯び状態で乗用車に乗り、福島市内の国道4号を運転中、前にいた車が急に割り込んできたと思って激高。
カッターナイフを運転席の窓から出し、「おりゃー」などと叫びながら蛇行運転し、相手の車のすぐ近くまで自分の車を近づけたりした。
柴田裁判官は「被害者の恐怖は計り知れない。また、幹線道路での犯行は重大な交通事故や死傷行為を引き起こしかねず、
酒気帯び運転を併せると罪は重い」と非難した。一方で、元木被告が被害者に謝罪した上で弁償金5万円を支払ったことなどから、執行猶予を付けるのが相当と判断した。
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