(台北 16日 中央社)鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘董事長(会長)は16日、2020年の総統選に出馬するか数日内に決める考えを明らかにした。
台北市内で開かれた「インド太平洋安全保障対話」シンポジウムに出席前、取材陣に語った。
国民党によると、郭氏は1970年に国民党に入党。
郭氏は取材に対し、総統選出馬を決めた場合、国民党の党内予備選に参加するとすれば、必ず通常の手続きを経ると述べた。
郭氏はあすにも決断を下したいと語った。
だが郭氏の国民党籍が有効かについて注目が集まっている。
国民党は、郭氏には50年近い党員歴があるとしながらも、同党が2000年に党員の再登録を実施した際、郭氏には通知が行っていなかったと説明。
郭氏が党内予備選参加の資格を有するのかについては明確な回答をしていない。
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