https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190416-00050180-yom-int
パリで15日夜に起きたノートルダム大聖堂の火災に、パリ市民は悲嘆に包まれた。
欧州でも有数の観光名所だけに、旅行者にも影響が広がりそうだ。
火災発生から約1時間後、大聖堂からそびえ立つ約90メートルの尖塔(せんとう)が炎に包まれ、バチバチという音とともに崩れ落ちた。
周辺で見守っていた人々から「キャー」という悲鳴が上がった。
現場一帯は消防車両のサイレンが鳴り響き、焼け焦げた臭いが漂った。
火災発生時にまだ明るかった空が次第に暗くなる中、大聖堂からは巨大な灰色の雲のような煙が立ち上った。
消火作業のため、警察が大規模な交通規制を敷いたが、セーヌ川にかかる橋の上など、
周辺は消火の様子を見守ろうとする数千人の市民や旅行者らでごった返した。