ソウルの日本大使館、新築計画を事実上放棄
日本政府が2013年から進めてきた在韓日本大使館の新築を事実上、放棄したことが分かった。
鍾路区庁は昨年、日本大使館に「工事を始めてほしい」という公文書を数回送った。
鍾路区庁は「着工延期事由があれば教えてほしい」と伝えたが、日本大使館は反応を示さなかったという。
大使館の敷地は現在、フェンスで取り囲まれたまま、雑草だけが生い茂った状態で放置されている。
日本大使館が5年間、オフィスビルに賃貸で入居し、大使館新築が事実上中止されているのは
「非常に異例だ」というのが元外交官や識者たちの共通した見方だ。
米国・中国・日本・ロシアなど韓半島(朝鮮半島)周辺の4大国のうち、現在独自の大使館の建物が
ないのも日本だけだ。
このため、「韓日関係は1965年の韓日国交正常化直後の状況に戻ってしまった」という声も出ている。
当時の日本大使館は現在ロッテホテルがあるソウル市中区小公洞にかつてあった半島ホテルの5階に入居していた。
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