【ワシントン共同】米国立衛生研究所(NIH)は3日、特徴が違う複数のインフルエンザウイルスの感染を
防げる「万能」ワクチンの候補を人に接種する臨床試験を始めると発表した。
ウイルスは少しずつ変化するため、現在のワクチンはシーズン前に流行するタイプを予測し、
それに合わせて製造している。万能ワクチンはあらゆるタイプに効くとは限らないが、予測が外れても
大流行や重症者の増加を防げる可能性がある。
臨床試験は安全性の確認が主目的の第1段階。18〜70歳の健康な男女53人以上に量や
回数を変えて接種する。接種後は体調を調べる。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019040401001508.html